雨の夜にはよく浸水した道を靴を脱いで歩く わたしの中に存在する冷たさを認識する感覚が麻痺すればいいとおもいながら裸足で力強く水を踏む
ばちばちと傘を叩きつける雨音のすきまに聴こえてくるのはいつだってエンドロールのメロディだった