ずっと変わらずたいせつに想い続けられるものって このせかいにいくつあるのだろう
駅までむかう道で前を歩いていた女のひとのスカートの裾に ゆったりと風が絡むさまがうつくしかった うつろう季節のあまい香りがこころもとなくて涙がこぼれそうになった もう会えないひとたちにはたぶんほんとうに二度と会えない