ぜんぶ大すきって思うときとぜんぶ要らないって思うときとある からだの中にある透明な地図を指先でなぞるとき 彼のひんやりとした肌におそるおそる触れた時間をいつも想う 透きとおった四角い箱でわたしはずうっと眠ってる