真夜中の道を赤信号で渡るような気持ちにずっと染まっている
目を閉じると、生まれる何百年も前からずっとかなしかったような気がしてくる 大人になってもかなしみに少しも慣れることができないのは、遠い昔にわたしが暮らした場所があたたかくやわらかな甘い空気に満ちていたからだ 星がきれい