身体のなかでうごめく真っ黒な宇宙がどくんどくんと波打つ わたしはその闇の鼓動をじっとうずくまって感じてる かなしみもくるしみも一生は続かないとひとは言うけれど 果ての見えないかなしみの内側にわたしでさえ触れることができず 汚れた水を吸った花は次々と枯れてゆく 明日なんて来なければいい