泣きたいような、叫びたいような、
からだの中がぽっかり空洞になって 静まり返った真夜中のプールのように 行き場のない灰色の感情がゆらゆらと揺れる 永遠なんてせかいのどこにもないのに それでいて汚れた生きものがからだのなかで 永遠にひっそりと呼吸を繰り返すような気がする
まばたきをするごとに感情は死んで
どこにも行かなくていいよと 力強いおおきな愛に抱きとめられたかった