割れた赤いレンガの上を裸足で歩いて流れる血を隠すようにひっそりと息をする 壁いちめんに貼りめぐらされた紫のスパンコールがいっせいにこちらに向かってぎらぎらとひかりだす一方で 隣のまっさらな白い部屋でひとり静かにお茶を飲むような日々 きみの精神とぼくの精神を交換してきみをぼろぼろに不幸にしたい