あすのお昼ごはんの準備をして ほそほそとお茶をいれる となりにうさぎのささやかな気配があって、あついお茶を飲みながら今までに通り過ぎてきた景色やことばやもう二度と会えないひとをひとつひとつ思い出すこのたよりない時間がすきだ ちいさなポットひとつぶんに20年とすこしの記憶がぜんぶつまってるような気がして泣いた