わたしが一年以上ひとりでくるしんで泣いていることは 彼が今の彼の暮らしを保つことに対して完全に負けていて、勝ち負けではないとわかっているけれどかなしくて、むなしくて、彼にとってわたしの存在はそのくらいの大きさなのだとどうしても考えてしまう 余計な不安につぶされないようにしたいのに 目を背けた現実は ずっとわたしを追ってくる、逃げてしまいたい、しあわせなことだけに目を向けていたい、自分をまもるために感情を鈍くしなければならない