かなしいときも うれしいときも 手を差し出せる距離にいるのが自分でありたくて、でもそれができない現実がくるしい どうして一緒にいられないんだろう、一緒に生きていくことを、わたしの命を愛するひとに毎日差し出していくことを、ゆるしてほしくて、認めてほしくて わたしは彼と結婚したい、明日も明後日も縷々と日々を結んでゆきたい、それはわがままな願いなのだろうか