きたない感情をことばにしてしまったら こころ自体が黒く歪んでしまう わかっているのに わたしのこころはどこまでも汚いから よごれた感情がいくらでもあふれでる こぼれた真っ黒な海にのまれて そのうちわたし自身に毒がまわって死んでしまう
だれもいない場所へゆきたい たとえば砂丘 どこまでも砂しかない空間 ひとのいない美しいせかいで だれにも気づかれずに砂にとけて死にたい