愛を知らないわたしが愛を知り、愛を知らなかった頃にはもう戻れず、この先ひとりで生きていかなければならなくても、それでも愛を知れてよかった、あのひとに愛を教えてもらえてよかった わたしはこの世界のだれよりも幸福なじかんを過ごしたおんなだ 生きていく
眠らないからだがほしい 大切なひとを大切にしたい 自分を愛したい 泣きたくないのに涙が終わらない 職場の作業台を泣きながら殴る 右手が痛い